本井建築研究所・MESSAGE
光や風、自然を扱う建築手法やシンプルで繊細な美意識や精神性は、今も尚 私たちの日常をより豊かなものへと導きます。大切に長く使える安全性と進化するテクノロジーに呼応した機能性を基本に、クライアントが一生をかけて愛情を注入することのできる品格と趣のある建築空間の創造を目指し、時代の潮流を捉えた新しい切り口で価値のある建築デザインをご提案します。
本井建築研究所・SPIRIT
本来、建物は敷地形状や方位、風向きなどの立地環境を考えて創るものです。立地環境を問わない商品化された建築物の多くは可変性に乏しく寿命が短く我国特有のスクラップ&ビルドの悪循環を今も尚つくり出しています。近年、様々な分野で環境への取組みが始まっています、建築物もまた総合的な環境を考え、構造的に長寿命で、空間的に可変可能でユニバーサルなものに変わってゆく必要があります。本井建築研究所では可変性を重視した構造と自由な間取りを基本コンセプトに異なる視点でアプローチしています。結果的に明るく風通しの良い建築物は住みやすく、また 使いやすく長持ちします。建築家と建物を建てるということは使い手を第一と考えたものづくりの思考でクライアントの思いや希望を反映した唯一無二の空間を創造することだと考えています。愛着のある靴や鞄のように経年変化を趣と感じ、リペアを施し世代を超えて建築空間自体が文化的に経済的に豊かな未来を創造するものと考えているからです。
本井建築研究所・BENEFIT
設計施工一貫型では施工(工事)を踏まえた総合的な計画となるためクライアントの細かな要望に対応できない部分が多々あります。設計施工分離型ではクライアントの要望を中心に建築士による専門的な視点で設計アプローチを行います。設計時の打合せや検討には時間を要しますが、細かな要望に対応した建築計画が可能です。また設計事務所が設計監理を施工と独立して行うため、建築士は第三者の立場で厳正に現場の不正や施工方法をチェックできます。これにより設計施工一貫型では得られない建築物の品質確保が可能です。